赤ちゃんの手形足型の取り方
基本は、一人が赤ちゃんをだっこし、もう一人がインクをつけて紙に押し付けます。 テーブルや床などの固い面に、メンディングテープなどで用紙を固定して、上からスタンプを押すように手や足を付けます。
*試してみて、テーブルや床などの動かない台へ押し付けるのが難しい場合は、少し小振りの書類用ボードなどに用紙を固定して使用するとよいです。サイズ的には、CDケースや母子手帳などのサイズが使い易いと思いますが、インクがついて汚れないように、ビニールカバーなどをつけてくださいね。
大人の大きな手で、赤ちゃんの手と用紙を挟むように取る。指を動かしたり、こぶしを握ろうとするので、パッと短時間でとるようにしましょう。
もう一人に紙をもっていてもらって、手のひらが開いたらさっと紙を乗せてサンドイッチにしてとります。手形を取る時にはこちらの方がキレイにとれますが、機嫌の悪い時は避けましょう。
♪ 赤ちゃんの足にはまだ土踏まずがありません。
土踏まずは一人で歩くようになってから形成されていくものなので、赤ちゃんの足裏は平らです。 「偏平足にとれてしまった・・・」「大人の足型みたいにとれない・・・」と心配せずに、べったりとした足型がとれたら、そのまま残してあげてくださいね。
♪ 手のシワを上手にとるためには、インクをつけすぎないのがコツです。
つけすぎてしまったときは一度、他の紙などにスタンプしたりして、軽く拭き取ってからとるときれいにとれます。
それでも、うまく取れない・・・
母乳やミルクを飲んだ直後のぐっすりと寝ている時に取る。
ただし、授乳後すぐにお風呂へ入れると吐いてしまうことがあるため、すぐにはお風呂へ入れることができません。洗面器・タオル・固形石鹸などを用意して、手形足型を取った後は拭き取ってあげてください。
「少しでも小さいうちにとりたいのに・・・」
その気持ちはよくわかります。でも、最初に書いたとおり、「楽しむ気持ち」がもてないのであれば、せっかくの手形足型がいやな想い出になってしまうかもしれませんよ?
毎日の赤ちゃんのお世話は大変ですよね。ママに心のゆとりがもてるようになってきたら、またトライしてみてはいかがでしょうか。6ヶ月の頃、1歳の頃など、いつとっても素敵な記念になります。
赤ちゃん専門店などで売っている、赤ちゃんの握った手がそのまま石膏の像になるメモリアルグッズもあります。手形足型とはちがったかわいらしさがあります。
メモリアルグッズ製作依頼のための準備
何枚かとったけれど、どれを送ったらよいか迷う時は、きれいだと思うものを2枚選んで送りましょう。それぞれの工房の製作方法に向いた手形足型を選んで、製作してくれます。
部分的に修正してほしいと思っているなら、具体的な内容でメモをつけておきましょう。少々の修正なら、工房は可能な範囲で修正してくれます。何枚も送りつけて「きれいなもので適当に修正して作って!」ではどこの工房も困ってしまいます。
郵送する場合は、雨天などに備えてビニールやラップなどで包み、きちんと防水対策をしてから送りましょう。手形足型のコピーしたものでも、紙ですから水に濡れてよれたりすると製作できないことがあります。
メールに添付して送る場合は、まずスキャナで取り込みます。解像度が高すぎるとメール転送ができませんが、Web用の解像度(72dpi)では画像がぼやけてしまって製作できないことがあります。その工房の推奨する解像度、ファイル形式をよく確認してからとってください。当工房では150から300dpiを推奨しています。
また、ビットマップ(BMP)形式などでは、もとのサイズがわからなくなったりすることがあります。スキャナで読み込む時に、一緒に定規などを挟んで取り込むと、どのファイルで受け取ってもわかりやすいです。
上記に書かれた内容は当工房の方法です。他の工房に依頼する際は、その工房の指定するファイル・方法などにしたがってください。